これらを何気なく口にすることができるようになれば、あなたも気分は上達者です。
ハットトリックという言葉は、サッカーで使われるので有名ですが、ダーツでは的の中心のブルに、1セットの中で3本続けて矢を当てることを指します。 上達者でもなかなか実現できない、高度な技と言えるでしょう。
ハットトリックをやや緩やかにしたものが、グルーピングと呼ばれます。 これは、1セットで投げた矢が、狭いゾーンに集まって刺さる状態を指す用語です。
ゲームのバリエーションによっては、必須の技術と言えます。
逆に上達者ではほとんど起こりえないことで、ダーツの矢が的から外れてしまった時は、アウトボードと呼ばれます。
もちろん、得点は加算されません。
また、自分が狙ったゾーンではない場所に矢が刺さって、点が入ることがあります。 これはキャッチと呼ばれ、キャッチをした競技者には、冷やかしの意味も込めて「ナイスキャッチ」と声をかけるのがマナーです。
ほめる意味で声を掛ける用語には「ナイスダーツ」や「ナイスプレー」があります。
これ以外にも、ダーツ独特の用語や言い回しがたくさんあります。
用語を覚えることは必須ではありませんが、ダーツのゲームはコミュニケーションのゲームでもあるので、ゲームを楽しみ、円滑なコミュニケーションを実現するには、できるだけたくさんの用語を使いこなせるようになっている方がよいでしょう。