最も傷みやすいのは、ダーツの矢です。
まず先端のティップですが、ボードに刺さったり、それて落ちたりしたときに、折れ曲がってしまうことがあります。
特に、ハードダーツ用の金属製のティップは、破損が起こりやすいので、すぐに交換できるよう、スペアを用意しておくようにしましょう。
また、先端が丸くなってしまうと、ボードに刺さりにくくなったり、抜けやすくなったりしますので、時々研磨してやることも大事です。
指で持つ部分のバレルは、汗や皮脂がつきやすく、滑り止めの溝などもあって、汚れたりさびたりしやすい部品です。
バレルの材質によって、汚れ方や手入れの仕方が違ってきますので、それにあった適切な対応が必要です。
洗剤やアルコールなどで汚れを落としますが、材質によっては、研磨剤の使用が有効な場合もあります。
ダーツ上達者は、バレルのメンテナンスに一番こだわりを持っているようです。
シャフトも金属製の場合は、バレルと同じような手入れが必要です。
曲がりなどが無いかもチェックし、必要ならば交換しましょう。
最後尾にあるフライトですが、最近のプラスチック製のものは、折れたり、破れたりしにくく、汚れも落としやすくなっています。
もしも破損がある場合は、簡単に交換できます。
ダーツの上達のためには、技術的な練習はもちろん必要ですが、これらの道具の構造と機能を理解し、適切な手入れの方法を知っておくことも重要です。
良い道具は、良いプレーを呼ぶと言うことを覚えておきましょう。