得点がカウントされる仕組みを理解しておくことも、ダーツ上達のための必須事項となります。
ダーツのボードは、放射状に20のゾーンに区分してあり、それに1点から20点までの得点が付けられています。
通常の得点は、矢が刺さったゾーンの得点が加算されていきます。
ボードには、さらに同心円状の領域が作られています。
的の一番中心が、インナーブル、そのすぐ外側の円がアウターブルと呼ばれる細いゾーンです。
得点は、インナーブルが25点、アウターブルが50点(ルールによっては、こちらも25点)で計算されます。ダーツ上達者は、ここを正確に狙ってきます。
ブルの外側、盤面の中間点あたりにある、細い同心円の領域が、トリプル(リング)と呼ばれるゾーンです。
ここにダーツの矢が当たると、その領域の得点の3倍が加算されます。
さらにその外側、外周に近い部分にあるのが、ダブル(リング)です。
ここに当たった場合は、得点が2倍されて加算されます。
得点が加算されないのは、矢がそれ以外のゾーンに刺さった場合や、どこにも刺さらなかった場合です。
一度刺さった矢が抜けてしまったときも、得点は0点となります。
ダーツのゲームにはいろいろのバリエーションがありますが、どんな場合でも要求されるのが、得点が高いゾーンに矢を当てるための技術です。
ダーツの上達を目指すには、これらのゾーンに着実に矢を当てることができるように、練習を重ねることが必要です。