それぞれ、使われる道具に違いがありますので、上達のために、それを理解しておきましょう。
まず、ハードダーツですが、ボードの材質が麻でできています。
ハードダーツの矢のティップは、金属製のものが使われますので、矢が刺さりやすく、ボード面が傷みにくい作りになっています。
ダーツゲームの初期段階は、すべてハードダーツによる競技が行われていました。
ダーツが広く普及するきっかけとなったのが、ソフトダーツ(エレクトリックダーツ)の誕生です。
ソフトダーツの盤面は、たくさんの穴が開いたプラスチックでできており、そこにティップがプラスチックでできている矢が刺さるという、構造になっています。
エレクトリックダーツの特徴は、なんと言っても得点が自動計算されることです。
矢がどの穴に刺さったを検知して、得点を計算、表示させる機能ですが、これが大きく競技人口をふくらませることに寄与しました。
面倒な計算が不要なので、初心者でも気楽にダーツゲームに参加できるようになったのです。
上達したい人にとっては、得点計算に煩わされることなく、練習に集中できるという利点もあります。
また、当たった後に表示される、得点以外の様々な演出も、ゲームを盛り上げる大きな要素となりました。
どちらのタイプにしても、基本は狙った場所に矢を当てると言うことに、違いはありません。
ハードダーツの方が、やや上達した人向けかもしれませんが、決まりはありませんので、自分の好みにあったタイプで、ゲームを楽しみましょう