細長い樽のような形から、こう呼ばれるようになりました。
バレルは金属でできており、矢の中で一番重い部品です。
金属の材質は幾つかありますが、普及型は真ちゅう、高級品はタングステンやその他の合金などで出来ています。
バレルは、ダーツの矢を投げるときに、指で掴む部分となりますので、滑らないように溝が刻んであります。
指の汗が着くので、錆びたりしないように手入れが必要です。
バレルは、矢を投げたときに正確に的を狙うために、重要な役割を持った部品です。
競技規則で、重さの上限は決められていますが、上達者ほどその重さの選択にこだわりを持っています。
どちらかと言えば、重めのタイプのほうが狙ったポイントに当てやすいと言えます。
材質や重さ以外の要素として、バレルの形状や太さの選択も重要です。
細いバレルのほうが、複数のダーツの矢が刺さった時に、お互いぶつかりにくいので、方向がそれたり、刺さらずに落ちてしまうということが起こりにくくなります。
狭いゾーンに狙いを着けて、複数の矢を刺すことができる上達者の場合は、この理由から細めのバレルを使うことが多いようです。
ダーツに上達するためには、重さ、形、材質などを総合的に考慮して、握ったとき・投げたときに、自分に一番フィットした感覚の持てるバレルを選ぶよう、心がけましょう。
