ダーツの要素である、グリップ・スタンス・スローイングには、それぞれ基本となる大事なポイントがありますので、それらをきっちり押さえ、いつも同じ動作ができるようになるよう、心がけましょう。 そうしているうち、自ずと自分のスタイルのようなものが見えてきます。
ダーツの基本的な練習を繰り返した効果は、矢がうまく的に当たるようになったかどうかで確認するのが一番です。
狙ったポイントに着実に当てられるようになれば、トリプルやダブル、あるいはブルといった高得点のゾーンを、ちゅうちょ無く狙えるようになります。
また、基本に沿った練習をしていれば、うまく狙い通りのゾーンに矢が刺さらなかったときでも、その原因をつかみやすく、的確な軌道修正ができるようになります。
脈絡のない、行き当たりばったりの練習をしていると、良い結果が出せなかったときに、どこをどう直せばよいのか、わからなくなってしまい、上達にはほど遠い状態に陥ってしまいます。
苦手なゾーンを作らないのも大事なことです。
ダーツをやる人は、例え上達者と呼ばれる人でも、なかなかうまく狙えない、苦手なゾーンがあります。
自分の得意なゾーンばかり狙っていても、高得点は望めませんので、上達のためには自分の苦手なゾーンを徹底的に狙って、徐々に減らしていけるよう、心がけることが大切です。
こうした基本的な練習を積み重ねることで、その後に続く、さらに高度な練習を行えるような土台作りが完成するのです。