代表的なスタンスは3種類ありますが、上達するに連れ、自分に一番フィットしたスタンスが決まってきます。
ダーツの基本ルールとして、どのスタンスで投げる場合でも、矢をリリースする前に、足がスローイングラインを超えてしまわないよう、注意が必要です。
一番ポピュラーなスタンスが、スローイングラインに対し、斜め45度に足を置く、ミドルスタンスです。
スタンダードスタンスとも呼ばれ、投げやすさとコントロールのバランスが最も良いスタンスと言われているため、初心者から上達した人まで、広く使われています。
それに対し、スローイングラインにほぼ直角の位置に立つのが、サイドスタンスです。
前方の足に重心を移すことで、ダーツの矢のリリースポイントを、ボードに最も近付けられるので、体の軸をしっかり安定させることができる上達者であれば、正確に的に当てるのに適したスタンスと言えるでしょう。
フロントスタンスは、スローイングラインに平行に立つスタンスです。正面から的を捉え、投げる腕を前方に上げる形になるので、最も楽な姿勢で投げられると言われています。
スタンスの選択は、自分がどのスタンスで最も安定して投げられるかどうかで決めることになります。
体型や、手首・肩関節の柔らかさなど、人それぞれの個性がありますので、いくつか試してみた上で、自分に一番あったスタンスで練習を続けるのが、ダーツ上達のコツと言えます。